−−−−−信州・ビーナスラインの隠れ里「依田窪」の人々と暮らし−−−−−
「山菜」
・・コゴミ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・山菜の天ぷら・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・ヤマウド・・・・
津軽に住んでいた少年時代、母と行った摘み草は、土筆、嫁菜、蕨に加えて、
終戦後の食糧不足を補うカンゾウ、アカザ、スベリヒユなどでした
あれから半世紀が過ぎて、信州の山住まいをすることになり、山菜は毎日の食卓に再登場してきました
高原の山菜は、フキノトウ(フキッタマ)に始まり、クサソテツ(こごみ)、タラ、ヤマウド、ワラビ、ギボウシ(うるい)などが
よく知られ収量も多いのですが、香りの強烈なハンゴンソウ、こくのあるハリギリ、さわやかな香りのヨブスマソウ、
ぬめりが美味しいウワバミソウ、濃厚な味のガガイモなど、人のあまり採らないものにも美味しいものが沢山あります
雪解けの4月初めから梅雨明けまでの3ヶ月半ほどの間は、次々に出てくる山菜採りを楽しみ、
塩漬け、水煮、冷凍など保存もできるのですが、ゼンマイ(乾燥)以外は、季節の旬の味を楽しむだけにしています
きれいな空気、澄み切った渓流、深い緑の中で、野鳥の声を聞きながら山菜採りをしてみませんか
山菜の書籍
| 「山の幸」 山口昭彦 1983 山と渓谷社
| 「山菜・きのこ・木の実フィールド日記」 水野仲彦 1992 山と渓谷社
| 「山里の食物譜」 手塚宗求 1997 恒文社
|
|