のんびり日本百名山(その1)

01 筑波山(876m) 90.12.8 小学校から中学にかけての2年間を私は水戸で過ごした。茨城県を代表する この名山は、登る山というよりも常磐線の車窓などから眺める山であることが多い。筑波神社から男体山、女 体山を一人でぐるっと一周したのは初冬のとても暖かい日、翌日は水戸の中学校の同期会ゴルフコンペだった。 (写真:女体山山頂にて)

02 開聞岳(922m) 92.3.20 九州の山を一巡りしようと二人で羽田空港から桜島の火山灰がざらざらした 鹿児島へ、電車で開聞まで行った。雲行きが怪しくなってくる中を螺旋状の登山路に入ったが、途中で長崎鼻が ちょっと見えただけで頂上は烈しい風と雨、写真を撮って早々に下山した。 (写真:開聞岳)

03 伊吹山(1377m) 96.4.25 名古屋勤務の頃、「伊吹山に積雪」という朝のニュースを見て独身寮の仲間 数人とオンボロ車で伊吹スキー場へ行ったことがあった。今は早春、花のない伊吹はスキー場を通って一人ひ たすら枯野原を登るだけ。ようやく着いた頂上も、すぐ裏側に大きな駐車場が見えるのは残念。 (写真:スキー場からの伊吹山)

04 天城山(1406m) 90.12.16 川端康成の「伊豆の踊子」で知られた天城峠で一人バスを降りた。ブナ、 ヒメシャラ、アセビなどの繁る整備された登山道を八丁池、最高峰の万三郎岳、万二郎岳と辿って天城高原ゴ ルフ場に下ったのは、枯れ枝が霧氷に輝く冬晴れの一日。 (写真:霧氷)

05 阿寒岳(1503m) 98.7.3 雌阿寒温泉の登山口に車を置いて二人でアカエゾマツの林に入った。ハイマツ の中を通って登る頃には霧がわいてきて、火口壁の頂上に着いたときは濃霧と強風で阿寒富士も阿寒湖も何も 見えない。オンネトーに下って昼食、バスで雌阿寒温泉に戻って白濁した露天風呂で汗を流した。 (写真:阿寒富士を望む)

06 荒島岳(1524m) 90.5.12 越美北線の勝原駅で下車、一人でスキー場の急斜面を登りブナの新緑の中を 行くと目の前にホンドテンが現れた。曇り空に時々日が射す頂上で、ギフチョウを採集。来た道を戻ったがス キー場の下りがきつかった。九頭竜川でルアー釣りをしながら電車を待ったうららかな春の日。 (写真:ブナの新緑)

07 斜里岳(1545m) 98.7.8 知床の岩尾別からオロンコ岩、オシンコシンの滝などをぶらついて斜里岳に向 かい、清岳荘の近くまで入って車中泊。清岳荘からいくつもの滝を見ながら谷沿いの道を二人で登り、尾根コー スを戻った。頂上付近は小砂利が飛ぶ強風、リスが出てきた。シオガマ、フウロ、キンバイなどの花が盛り。 (写真:尾根コースからの斜里岳)

08 八甲田山(1585m) 92.7.27 青森からのバスで酸ヶ湯温泉下車、二人で曇り空の登りにかかった。仙人岱 に着く頃には小雨、目的地の八甲田大岳山頂は暴風雨になっていた。カメラも出せないほどの強い風と雨にたま らずすぐに下ったが、ワタスゲ咲く毛無岱では雨も上がっていた。酸ヶ湯の千人風呂に入ってから谷地温泉泊。 (写真:下毛無岱を見下ろす)

09 阿蘇山(1592m) 92.10.25 一人で熊本から豊肥本線に乗り、右手に阿蘇連山を眺めながら宮地へ、バス で阿蘇山東(仙酔峡)まで行っった。初夏ならミヤマキリシマの大群落が見事な所だが今は秋枯れ。仙酔尾根の 溶岩の道を高岳に登り、中岳、火口東をぐるりと回って出発点に戻った。 (写真:豊肥本線の車窓から)

10 八幡平(1614m) 92.7.28 谷地温泉からバスを十和田湖で乗り継いで二人で八幡平まで。重い曇り空で八 幡平頂上の展望台に登っても何も見えない。八幡沼から黒谷地湿原、茶臼岳を通って茶臼口のバス停までキスゲ やイワカガミの咲く山道をのんびり歩いた。盛岡に出て、タクシーで網張温泉まで行きペンション泊。 (写真:霧の湿原を行く)

 

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